スイッチ素子FETの導通損失はFETがONしたときに発生し、以下の式となります。
- Rds(ON)
- ON時のドレイン–ソース間抵抗[Ohm]
- Iout
- 負荷電流[A]
- D
- オン・デューティ
Rds(ON)が小さいFETを使うと導通損は小さくなりますが、一般的にFETの世代ごとにRds(ON)×Ciss(FET入力容量)は一定になるため、 Rds(ON)が小さくなると、反対にCissは大きくなり、この後に説明するスイッチング損失に影響します。
そのため、FETは電源仕様に合わせて最適な特性のFETを選択する必要があります。